2007.07/28(Sat)
追憶
遠くで花火の音がする。
僕は一人で部屋にいる。仕事で疲れているんだ。
テレビを観ようにも、飯を食おうにも、意識は花火の音に持っていかれる。
落ち着けない。
目を閉じる。
また花火の音。
どーん、という低い音。
目を閉じていると、花火が見えてくる。
にぎやかな露店、人ごみ、祭ばやし。
ここはどこだろうか?
僕は目をつぶっている。
花火の音が聞こえる―――
玄関の引き戸を開けると、もう露店の準備が始まっていた。
家の前には金魚すくいと鯛焼き屋、対面にはスマートボール。
行ってきます! と、元気良く家を出る。
母の「行ってらっしゃい」が家の中から微かに聞こえた。
小学校に行く途中で、たかちゃんを迎えに行くのが僕の日課だ。
両脇に露店の並ぶ、神社前の長い道。
ワクワクが抑えきれず、走る。
みんなを誘って祭の中へ―――
目を開ける。
おもむろに携帯を取る。
着信履歴はすべて仕事関係だ。
けだるい体を椅子から起こし、風呂を沸かしに行く。
帰りに冷たい飲み物をもってくる。
湯が溜まるまで目をつぶる。
「お疲れですね・・・」
花火の音だろうか・・・
駒踊り。
いつもより多めの小遣い。
大きなやぐら。
たくさんの提灯。
自分の部屋にあふれかえる同級生たち。
わたあめ。
みんなの写真。
正月に家で一人、受験勉強。
電話。
「・・・えっ!・・・お母さんが?」
葬儀場にあふれかえる同級生たち。
中学卒業。
少しうとうと。
あれは誰?
真っ暗な夜道で、すれ違った。
花火が上がる。
ぱっと開いた光の輪。
その刹那、幼い笑顔。
あれは子供の頃の僕―――
花火が上がっている。
クライマックスだ。
祭へ行かなくちゃ。
もう一回、きらきらしたい。
たとえそれが最後尾でも。
遠くても。
間に合わなくても祭の中へ
間に合わなくても祭の中へ
僕は一人で部屋にいる。仕事で疲れているんだ。
テレビを観ようにも、飯を食おうにも、意識は花火の音に持っていかれる。
落ち着けない。
目を閉じる。
また花火の音。
どーん、という低い音。
目を閉じていると、花火が見えてくる。
にぎやかな露店、人ごみ、祭ばやし。
ここはどこだろうか?
僕は目をつぶっている。
花火の音が聞こえる―――
玄関の引き戸を開けると、もう露店の準備が始まっていた。
家の前には金魚すくいと鯛焼き屋、対面にはスマートボール。
行ってきます! と、元気良く家を出る。
母の「行ってらっしゃい」が家の中から微かに聞こえた。
小学校に行く途中で、たかちゃんを迎えに行くのが僕の日課だ。
両脇に露店の並ぶ、神社前の長い道。
ワクワクが抑えきれず、走る。
みんなを誘って祭の中へ―――
目を開ける。
おもむろに携帯を取る。
着信履歴はすべて仕事関係だ。
けだるい体を椅子から起こし、風呂を沸かしに行く。
帰りに冷たい飲み物をもってくる。
湯が溜まるまで目をつぶる。
「お疲れですね・・・」
花火の音だろうか・・・
駒踊り。
いつもより多めの小遣い。
大きなやぐら。
たくさんの提灯。
自分の部屋にあふれかえる同級生たち。
わたあめ。
みんなの写真。
正月に家で一人、受験勉強。
電話。
「・・・えっ!・・・お母さんが?」
葬儀場にあふれかえる同級生たち。
中学卒業。
少しうとうと。
あれは誰?
真っ暗な夜道で、すれ違った。
花火が上がる。
ぱっと開いた光の輪。
その刹那、幼い笑顔。
あれは子供の頃の僕―――
花火が上がっている。
クライマックスだ。
祭へ行かなくちゃ。
もう一回、きらきらしたい。
たとえそれが最後尾でも。
遠くても。
間に合わなくても祭の中へ
間に合わなくても祭の中へ
2007.07/25(Wed)
合鍵珍問答
先日、
後輩たちにジュースをおごってやろうと、大勢引き連れて自販機コーナーに行ったが、
僕の財布には、一万円札が一枚入っているだけだった。
逆に、後輩におごってもらう事になってしまった。
照れ隠しに、財布に入れていた自分の部屋の鍵をコイン投入口に差し、
「好きなの飲んで」と、冗談を言ってる間に、マジで入ってしまった。
ちょっとぉ〜、この自販、トラブル時の連絡先、書いてないよ・・・。
(↓続きを読むのか?)
後輩たちにジュースをおごってやろうと、大勢引き連れて自販機コーナーに行ったが、
僕の財布には、一万円札が一枚入っているだけだった。
逆に、後輩におごってもらう事になってしまった。
照れ隠しに、財布に入れていた自分の部屋の鍵をコイン投入口に差し、
「好きなの飲んで」と、冗談を言ってる間に、マジで入ってしまった。
ちょっとぉ〜、この自販、トラブル時の連絡先、書いてないよ・・・。
(↓続きを読むのか?)
2007.07/22(Sun)
思い出のシトロエン2CV
僕には、子どもの頃から憧れていた車があった。
シトロエン2CVといって、クラシックカーっぽいフランス車だ。
『2CV』をフランス語で、「ドゥーシーボー」と発音する。
小学生の頃、通学路である線路脇の駐車場にいつも止めてあった。
かなり人目をひくデザインなので、まったく車に興味は無かったのに、
そこを通るたび、その車に見入っていた。
しばらくして、アニメ映画で『ルパン三世カリオストロの城』を観たとき、
クラリス姫が冒頭の部分で、悪者から逃げるのに2CVを使っているのを見て、
いっそう、好きになってしまった。
シトロエン2CVといって、クラシックカーっぽいフランス車だ。
『2CV』をフランス語で、「ドゥーシーボー」と発音する。
小学生の頃、通学路である線路脇の駐車場にいつも止めてあった。
かなり人目をひくデザインなので、まったく車に興味は無かったのに、
そこを通るたび、その車に見入っていた。
しばらくして、アニメ映画で『ルパン三世カリオストロの城』を観たとき、
クラリス姫が冒頭の部分で、悪者から逃げるのに2CVを使っているのを見て、
いっそう、好きになってしまった。
2007.07/19(Thu)
タイムカプセル
同級生の結婚式に出席するため、久しぶりに地元へ帰った。
何年も会ってない懐かしい顔を見ると、ちょっとした同窓会気分になる。
二次会が終わって、特に仲の良い六人で、三次会をやった。
昔話に花が咲く中、実家が肉屋の同級生が、
「中学を卒業する時に作ったタイムカプセルが、実家の倉庫にある」と言うのだ。
(↓続きはこちら)
何年も会ってない懐かしい顔を見ると、ちょっとした同窓会気分になる。
二次会が終わって、特に仲の良い六人で、三次会をやった。
昔話に花が咲く中、実家が肉屋の同級生が、
「中学を卒業する時に作ったタイムカプセルが、実家の倉庫にある」と言うのだ。
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2007.07/17(Tue)
車を持ち上げた!
先日、お昼休みに、同僚とラーメンを食べに行った。
食べ終わり、さぁ、帰ろうと駐車場へ行くと、
自分たちの車の後ろにピッタリと車が駐車されている。
周りをよく見ると、ラーメン屋の駐車場は隣のスペース迄で、
ここは普通の民家の駐車場だった。
きっと、この家の人が怒って、意地悪をしたのだろう。
知らなかったとはいえ、僕たちが悪いので、
素直に謝りに行くことにした。
しかし・・・何度呼び鈴を押しても、大声を出しても出てこない。
窓は開いているし、玄関に水を撒いた形跡もある。
確実に中に居るのだ。
↓続きはこちら
食べ終わり、さぁ、帰ろうと駐車場へ行くと、
自分たちの車の後ろにピッタリと車が駐車されている。
周りをよく見ると、ラーメン屋の駐車場は隣のスペース迄で、
ここは普通の民家の駐車場だった。
きっと、この家の人が怒って、意地悪をしたのだろう。
知らなかったとはいえ、僕たちが悪いので、
素直に謝りに行くことにした。
しかし・・・何度呼び鈴を押しても、大声を出しても出てこない。
窓は開いているし、玄関に水を撒いた形跡もある。
確実に中に居るのだ。
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